大規模サーバーレスAPIの堅牢性・信頼性設計
〜AWSのベストプラクティスから始まる現実的制約との向き合い方〜
Lv300
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サーバーレスアーキテクチャは運用負荷を軽減する優れた選択肢ですが、大規模システムになると信頼性・セキュリティ・パフォーマンスの三軸がより重要になり、技術的なベストプラクティスとビジネス要件やスケジュール制約との間でトレードオフが生じることがあります。
私が担当したAmazon OpenSearch Serviceを中核としてAmazon API Gateway、AWS Lambdaで構成される高トラフィックAPIシステムでは、ミリ秒レベルの応答性能、データの適切な保護、常時安定稼働が求められました。
実際に本番稼働するまでに、セキュリティ・パフォーマンス・監視・運用・スケジュールの制約の対立に直面し、単一のベストプラクティスに依存しない包括的な信頼性設計を実現するための技術検証・意思決定を行いました。
様々なベストプラクティスが存在する一方で、多くの考慮点を持つ複雑な要件が課せられた大規模サーバーレスシステムにおける技術的意思決定について、実体験を通じた多角的な知見をお伝えできればと思います。
【聴講者が得られること】
- 大規模サーバーレス構成における現実的な判断基準や設計の勘所
- AWSサービスを用いた構成のパフォーマンス・セキュリティ・可用性のバランス感覚
- 「正解が1つではない状況での意思決定」についての実体験ベースのヒント
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