「大規模通信信号処理基盤(240TB/日)でのSageMaker × Bedrockを用いたデータ共通化・分析効率化」
Lv300
Lv300
日本最大の通信キャリアであるNTTドコモは、約9,000万人のユーザーを対象とする携帯電話基地局データ処理(ETL)基盤「ミナデン」をAWS上に構築しております。一方で、大量にデータを保持していることからAWS上で一元的に分析・利用することは困難で3rd partyに頼らざる得ない状況です。そこで、SageMaker Lakehouseを用いることにより大量のデータを一元的に利用可能であることとIceberg APIにより複数のAWSサービスや3rd partyとの連携が容易になることを示します。更に、従来は複数のデータ分析系のAWSサービスを組み合わせなければならなかった課題をSageMaker Unified Studioにより、一元的に利用可能であることを示します。続けて、ネットワーク部門の分析者は、SQLを用いた分析をできる方が限られているという課題があります。この課題を解決するため、SageMaker Unified StudioからSageMaker Lakehouse上のデータにアクセスし、一元的にRAGアプリケーションが構築可能であることとSQLを用いない分析が可能になることを示します。
国内最大規模の大規模なデータ処理基盤にて、3rd partyのツールに頼らないAWS上での一元的なデータ管理・AIアプリの構築に関する検証結果を共有いたします。
©JAWS-UG (AWS User Group - Japan). All rights reserved.